ピザピザピザって十回言ってみて。
ピザピザピザピザ。。。。以下省略。
じゃぁここは?
と、ひじを指差し。
『そこはねぇ。ピザじゃないよ。ヒザだょ。』
『ブブー。ひじでした。はいはい。』
なんて、流行りまくった小ゲームを思い出しましたが。
今日はそんな訳で。
『ビザ(査証)』の思ひ出。
ワタクシ、実は大学在学中に、8ヶ月ほど留学していた事がございまして。
留学する前に、学生として留学するには、
『学生ビザ』というものを、
アメリカ大使館に申請しなければならないのだけど。
通っていた大学に、
旅行代理店の人がきて。
『ビザ取得代行』の営業をかけてきました。
確か
ビザもろもろの手続きをしてくれて、
30,000円也。
30,000円って・・・。
たけぇよ。
30,000円あったら、
あんなことやこんなことや・・・。
色々できるのにと、妄想したワタシは。
あっさりと、
『結構です。自分でやります。』
と、タンカを(?)切ったのでした。
と、言うよりも。
貧乏学生だったワタシに。
30,000円という金額は
とてつもない大金で。
でも。
確か同じ時期に行く10名の学生の8人は、
30,000円という大金を。
なんのためらいもなく支払い、代行を頼み。
少数派となったワタシと友達は。
肩を抱き、むせび泣いたものでした。
『貧乏ってつらい・・・。』
その友達とは、
留学中も貧乏生活および節約生活とは。
を夜な夜な語り合ったものでした。
ま。そんな話はおいといて。
不思議な事に、
その30,000円を支払って代行をしてもらうと。
本当に不思議な事に。
ビザの発給が通常の人より早くなるらしい。
大学の先生は『ま。30,000円は確かに高いかもしれないけど、確実にビザが間に合うっていう安心料だな。』
他のリッチなお金持ち学生『そうでございますわよねぇ。30,000円ケチったばっかりに、ビザが間に合わなくて、アメリカ行けなくなったり、遅れて着いてしまったりしたら嫌ですものねぇ。おほほほほ。』
と、我々二人をチラ見。
貧乏をなめるな。
と、一致団結した友達とワタシは早速必要書類等を用意し。
アメリカ大使館へ申請を送ったのでした。
留学出発1週間前。
貧乏友達『ビザやっと届いたよ。結構ぎりぎりで焦るよね。美和ちゃんも届いたでしょ?』
ワタシ『ま・じ・で?ワタシまだ。』
貧乏友達『うそ。結構やばくない?あと1週間でしょ。』
ワタシ『だよねぇ。だよねぇ。やばい。あせって来た。』
それから3日後。
アメリカ大使館から、
封書が。
ワタシ『届いた!間に合ったぁ!』
しかし。
パスポートや、A4サイズの大量の書類を送っているはずなのに。
やたらその封筒がうっすい。
あれ?なんかおかしい。
開けてみると。
1枚のお手紙がぴろんと。
そこには。
『ビザ申請ありがとうございます。あなたのビザは間もなく発給されるでしょう。しかしながら、我々はあなたにビザを返送する為の切手付きの封筒を見つけることができません。下記の住所まで、切手付きの返信用封筒を送ってください。ありがとう』(直訳)
要は。
ビザの準備はできてるんだけど。
返信用封筒をアンタが入れ忘れたから。
ビザを送れないんだよ。ばーか。
欲しけりゃ、封筒を送ってこい。しかも切手も忘れずにな。
ち。貧乏人めが。
『てか。この手紙を送ってくる郵送代があるのなら、別に送ってくれたっていいじゃん。』
14万円ほどかかった航空券は手元にある。
しかし、ビザがなければ入国できない。
と、言う事は。
30,000円をケチったばっかりに。
14万円の航空券代をムダにするおばかな貧乏人。
貧乏は貧乏を招く。
その手紙を手に。
返信用封筒に切手を貼り。
『もうワタシは4日後に出発が迫っているのです。どうしてもその便にのらなければならないのです。さもなければ14万円ほどの航空券が無駄となってしまうのです。どうか間に合うようにビザを返送していただけないでしょうか。本当に困っています。ありがとう』(直訳)
みたいなイミがあるのかないのかわからない手紙を添えて、
速達で返信用封筒を送ったのでした。
出発前日の夜。
半泣きで何度も郵便ポストを除く私に。
現実的な兄『夜に郵便物届くわけねーよ。あきらめろって。』
無知な母『そのなんとかっていうビザがなくても、航空券があればいけるんじゃないの?空港で聞いてみなさい。』
イライライライラ。
友達数名『ビザとどいてないの??どうすんの??』
イライライライラ。
大学の先生『あーあ。30,000円ケチったばっかりに、14万円の損か。ま。いい社会勉強だと思え。』
イライライライラ。
しかし知恵の神はすぐソコにいた。
トミオちゃん☆(父)
『飛行機の出発11時なんだよな。速達で返ってくるようにしてるんだろ。あさ7時くらいに郵便局に直接行ったら案外届いてるかもだぞ。』
眠れない夜を過ごしたワタシは。
友達を巻き込み。
朝6時半から郵便局前に待機。(ちなみにたしか24時間窓口オープンの大きな郵便局です。)
そしたらさ。
きてたさ。
ビザ。
で。
あんがいあっさり行けちゃった☆
家族や友達との8ヶ月も会えない惜別な気持ちなんて感じる暇もなく。
空港行ってぇ。
ビザ見せてぇ。
アメリカ行っちゃった。
みたいな。
みりんみりんみりん。。。って10回言ってみて。
じゃ。鼻の長い動物は?
『きりん。』
『ブブー。コリー犬でした。』
ま。それくらい懐かしい思ひ出話でしたとさ。